過敏性腸症候群になった男の日記
過敏性腸症候群便秘型。
毎日夜になるとお腹に違和感。満腹感。
はる。
なんでだろうか。
何もしていない自分にできることは何があるのだろうか。
そう夜になると考える。
母に、携帯代くらいは自分で払えよ。
そう言われた。
勇気を出して、バイトに行くのもあり。
だけど、お腹痛くなってストレスが溜まって違う病気にでもなったら
元も子もない。
在宅で稼げることはないのかな。そう毎日考えてます。
もしこの日記を見て下さった方で、何か知ってるという方は
コメントお願いします。
過敏性腸症候群になった、高校男児の今④
どうやったら治るのだろうか。
毎日調べた。
中には考えるのをやめる。という意見があった。
そんなのできたら簡単な話だ。と思っていた。
3回目の病院。
大きい病院に紹介状書く?と言われ書いてもらった。
1回目の大きい病院。
緊張しながら行った。
見るからに若い男の先生だった。
診てもらったが特に変な様子はなく、過敏性腸症候群だと思うと言われた。
万が一を考えて、大腸内視鏡検査もした。
こんな歳でするとは思わなかった。
お尻の穴から管を入れられた。
検査前は、恥ずかしいなと思っていたが、検査が始まると
痛さが勝ち、恥ずかしさなんてどこにもなかった。
検査結果は陰性。得意に異常なし。
それから、3回ほど病院に通った。
薬をもらった。便秘気味のためなるべく出すくすりをもらった。
一週間に一度腹痛に襲われた。
学校に行くと腹痛に襲われることが恐怖となり、少しずつ学校を休むことが増えた。
過敏性腸症候群になった、高校男児の今③
汽車の中での腹痛は毎日。
ある日、授業中にも同じような腹痛に襲われた。
あれ、この痛み。感じたことあるな。
授業中に手を上げてトイレに行きたいです。なんて言えないこともないけど。
できなかった。
それから毎日、お腹が痛くなったらどうしよう。
そう考えるようになった。
このお腹の違和感に耐えられなくなった僕は、親に相談した。
すぐに病院に連れて行ってもらった。
下剤、漢方薬を出してもらい、飲んだ。
治らない。
また、薬がなくなり病院に行った。
血液検査をした。
異常なし。
僕にはなにが起きてるんだ。そう思っていた。
お医者さんからは、過敏性腸症候群ではないか、と伝えられた。
聞いた時僕はえ?病気!?
と思った。家に帰り、調べて見たら自立神経系の病気だということがわかった。
それからというもの、僕のスマホの検索履歴から、過敏性腸症候群という文字は消えなかった。
過敏性腸症候群になった、高校男児の今②
体育祭を終えてから数週間後。
毎日普通通りに汽車で学校へ登校していた。
あ、僕の地元は田舎で電車ではなく、汽車だ。
汽車が出発してから数分後。いきなりお腹にガスが溜まり
オナラが出そうになった。
汽車の中ではできない。汽車の中はどこに誰が乗るというのも大体
決まっていた。
オナラが出そうになって数秒後、腹痛に襲われた。
トイレに行きたい。でも、トイレのある場所の周りは女の子の定席だ。
流石にそこに歩いて行くことすらできない。
汽車も2車両。短い。
生徒数はおよそ50人。
席にも人はぎゅうぎゅう。
一人で少しパニック状態になっていた。焦りだ。
もれたらどうしよう。
すぐに携帯を開いて、『登校中、腹痛』と調べた。
検索結果。まずは落ち着く。トイレに行く。
落ち着く方法がわからない。トイレはいけない。
後々考えたら目を瞑ると腹痛も落ち着くことがわかった。
今、考えたらあの時は地獄だった。
頭痛ならまだしも腹痛は勘弁。と何回も感じていた。
こんな日々が毎日続き、人生17年の中でも最悪だった。